【本紹介】「ノルウェイの森」は刺さる人には刺さる本…

どうも、お久しぶりです。

最近、村上春樹の「ノルウェイの森」を読みました。個人的にはとてもおもしろい内容で、題材も少し考えさせられるようなものでした。

今回は、昔の作品ですが、「ノルウェイの森」をご紹介させてください。

概要

成熟した大人になった主人公が学生時代を思い返すシーンから物語は始まります。高校の頃親友を亡くした主人公が、大学生になって様々な人と出会い、死について、人生について考えながら1960年後半の東京を生きる姿が上下巻で書かれています。

出会う人は亡くなった親友の彼女、少し変わった同居人、風変わりな同級生、天才の東大生を始めとした大学生が多く、それぞれの人間が自分なりの考えを持って日々を暮らしています。主人公の視点を通して見る人々の考え方は、ある種の偏見があるとはいえ考えさせられる部分が多いです。

ちなみにどこかで聞いた話では、作者の村上春樹氏は「この本では死と性交渉についてしか書いていない」と述べていたらしいです。笑

オススメポイント

1.死というテーマ

この本のテーマであろう、「死」についてはやはり様々な生き方から感じる事ができます。

例えば、主人公と同じ寮に住む天才東大生は物事を自分本位で、かつ楽観的に捉えており自分の能力を最大限に活かすということを信条にしています。この考え方はかっこいいとも思いますが、正しい生き方かどうかを判断するのは難しいと思います。人を振り回し、他人に関心がない「渇いた」人間は、自分の周りの人々を傷つけることになりかねません。また、そういった人間は「死」はある意味ゲームで負けたぐらいの感覚なのかもしれません。

死に関して、作品の序盤で出てくる強烈な一文があります。

「死は生の対極として存在するのではなく、その一部として存在する」

死をいずれ到達する遠くに存在した何かではなく誰しもが持ちうるものだと言う感覚は、身近に亡くなってしまった人がいる方は共感できるのではないでしょうか。

2.性描写がキツめ

これはおすすめというか、特徴の一つだと思います。というより、村上春樹の作品は出てきがちかもしれません。

先にも少し触れましたが、性交渉はこの物語では頻繁に出てきます。生々しい表現に嫌悪感を抱く人もいるとは思いますが、様々な理由があれど寂しさを埋め合うために人々は抱き合い、夜を共にするのだと思います。

少し話がずれますが、「渇いている」主人公に対し周りの人々はあまり良い顔をしません。(そりゃそうだ)しかし、読者としては、主人公に対して同情してしまうんですよね〜。(経験があるとかそういうのは別です)

最後に

いかがだったでしょうか?もし、読むきっかけになれば幸いです。

僕は実は村上春樹氏の作品はこれが初めてで、作品は人を選ぶという話も聞いていたので正直合うかも心配でしたが難なく読めました。というか、かなり引き込まれました。

大学生の人は主人公が大学生ということもあり、より引き込まれやすいのではないでしょうか。ぜひ!

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